食事制限二の塔。糖質制限
「食事を減らすのは嫌だ」派の救世主?
計算しなくてもいい食事制限「糖質制限」とは?
カロリー計算したくないという人に、すすめるのが
巷で話題の「糖質制限」です。
世の中で流行っている糖質制限は
「摂取する食事の“糖質”をほぼ食べない代わりに
その他の食べ物をカロリーを気にせず食べていい」というものだそうです。
糖質制限という食事制限はもともとアメリカ人医師ロバート・アトキンスが
提唱しアメリカでブームになったもので、
日本では糖尿病患者の食事療法として有名になりました。
本来は「糖質を摂取しない」というのではなく、
通常の食事量の中に含まれる糖質を総摂取カロリーの40~50%に
抑えるものを言うそうなんですが、
やはり流行ですね。「~するだけ」ダイエットになりかわってます。
「糖質を取らないだけ。あとはどれだけカロリーをとってもいいんです。」
という、夢のダイエット法へと現在は一人歩きしている感があります。
糖質って?
そもそも糖質とは何でしょうか?以下にまとめました。
- 穀物(お米、パン、麺類、世に言う炭水化物)
- 砂糖(そのままですけど。)
- 菓子(和菓子、洋菓子、スナック菓子)
- いも類
- 果物
- お酒〔蒸留酒(焼酎・ブランデーなど)は糖質ゼロなのでOK。〕
といったところです。
「って、ほとんどの食べ物じゃね?」ですよね。
太っている僕らが大好きなものばかりです。
じゃあ何が食べられるのか?
お肉、野菜、豆腐、蒸留酒など、
これらがどんなに油(脂質)にまみれようが、
糖質制限においては問題ないとされます。
僕の大好きな鶏の唐揚げも制限することないということ。
(厳密に言えば唐揚げも片栗粉などに糖質が含まれます。)
しかし唐揚げ食べ過ぎるとカロリー超過になって逆に太りそうですよね?
これで痩せたら、今まで僕が書いてきた、摂取カロリー<消費カロリーが
覆されてしまう!本当に痩せるのか?糖質制限!
実際に痩せた人がいる!糖質制限ダイエット
カロリーをいくらとっても糖質さえとらなければいい。
それが糖質制限です。
実際に僕の友達が実践して痩せたというんです。
しかし糖質制限では摂取カロリー>消費カロリーでも痩せるというんですが、
どういう理屈でしょう?
糖質制限ダイエットで痩せるのに以下の要因が
考えられます。
糖質を摂取すると体内ではブドウ糖になります。血中のブドウ糖が血糖です。
血液100ccあたりの血糖量を血糖値といいます。
糖質を摂取すると血糖値が上がります。血糖値を下げるために出るホルモンが
インスリンです。聞いたことありますよね?
糖質を摂取するとインスリンが血糖値を下げるために大量分泌されます。
(僕も混乱気味なので一息ホッ。)
そしてインスリンはどのように血糖値を下げるのか?
インスリンはブドウ糖を肝臓や筋肉に取り込ませて血糖値を下げるんです。
肝臓や筋肉は無限にブドウ糖を取り入れることはできません。
限界があるんです。
常日ごろから糖質をとりすぎていると、その限界の状態になっています。
そしてこの限界を超えるとブドウ糖はどこへ行くのでしょうか?
ブドウ糖はインスリンによって中性脂肪に合成され脂肪細胞に取り込まれるんです。
よって→太るー!という感じ。
脂肪細胞は中性脂肪を分解し、エネルギーを生み出そうとします。
インスリンが多い状態だと中性脂肪ではなく血糖値を下げようと血糖を使用します。
みたいな?(最後適当になってしまった。)
つまり
糖質をとる→インスリン追加(大量)分泌→中性脂肪分解を妨げる。
インスリンは脂肪の合成を促す上に、脂肪の分解も妨げるんですね~。怖っ!
そのためインスリンは“肥満ホルモン”とも呼ばれているらしいです。
要は糖質を摂取しなければ、インスリンは追加で出ない。
出なければ、脂肪の合成はされないし、脂肪分解も邪魔しない。
「よって痩せる!」ということです。